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執筆者の写真Yugo Morikawa

Zappa弾いたらZappa家公認になった話。

更新日:2019年4月20日

*Summery of the article in English :

Dweezil Zappa gave me the wonderful comment on my Zappa tune.

and recommended me in an interview!!

so, I was deeply moved by that.


先日、 音楽情報サイト「MUSE ON MUSE」の運営の方から 『サイト掲載のインタビュー記事の中で  Dweezil Zappaが森川様のことに触れております。』 との連絡を頂きました。



========== (以下引用) ”MM : それでは日本のファンへメッセージをお願いします。 DZ : 近い将来、日本にまた行きたいと思っているよ。 日本を訪れ、日本で演奏するのは大好きだ。 最近、森川祐護という日本の素晴らしいギタリスト(を)紹介してもらった。 彼はPOLYGON HEADという名前で活動をしている。 彼は父の音楽をとても上手に演奏するし、 ”Black Page #1”や”Uncle Meat”を覚えて 演奏するというその姿勢を僕はリスペクトしている。"

(English→)http://www.museonmuse.jp/?p=5201 ================

まさか、こうして公言してくれていたなんて!! 感激です!!!!!

そんな訳で、この数ヶ月 僕は夢と現実がごちゃ混ぜに成った様な気分で ずっと”ふわふわ”しています。

きっかけは 僕のライフワークである「Frank Zappaのカヴァー」第二弾として こちらの動画をアップした事だった。


「Frank Zappa -"Uncle Meat" (cover) 」


数年前にアップした渾身の

「Black Page#1」動画が 世界中に点在するのコアなZappaファン達に

好評だったこともあり こちら「Uncle Meat」の動画もアップした

その瞬間から 国内外の人達からリアクションが有って、

とても... とても嬉しかったです。

ところで、 海外の方からのメッセージで ”good eyebrow”;と言うのを時々頂きます ...直訳すると「良い眉毛」ですが Zappaフリークの間で”eyebrow”は、ちょっと別の意味を持っています。

作曲家たるZappaがミュージシャンに、譜面に書いてある以上の”何か”を 付け足して演奏orパフォーマンスして欲しい時に”眉毛”を増やせ と…言っていたとか。いないとか。

つまり「良い眉毛だね!」は=僕が原曲に「付け足した」部分。 「オリジナリティー」を評価してくれてるみたいなんだけど 僕は、同じZappaフリークでも英語圏の人間ではないので 最初、文字通り「眉毛」を褒められてるのかと思い。

ただでさえ、 普段から「お化粧してる?」と聞かれる”メイク顔”で困っているのに 海外の人まで「その眉毛いいね!」とコメントして来るなんて…と ショックを受け、動画にこっそり「ノーメイク」のタグを足しておきました。 何度も言いますが、生まれてこのかたスッピンで勝負しております。

ーーーーーーーーーー

いや、余談はさておき。 そんな動画をアップした数日後の朝、 ある人からコメントを頂きます。


そう。 Frank Zappaの息子、Dweezil Zappaさんです。

僕の、この時の驚きと喜びを 等身大に理解してくれる人は、どれだけ居るだろうか?

青春の殆どを、50枚以上あるF.Zappaのアルバムを漁る事に費やし その息子、Dweezilの音楽もリアルタイムで聴いて育った僕に 彼自身がコメントをくれたのだ!

本人からのコメントを前にして 10代の頃からの純然たるファンとして お腹の底から嗚咽の様に沸き上がる想いを きちんと伝えたい...そう思った僕は、

◯あなたにコメント貰えて、ザッパファンとして報われた気分です。

◯この曲は好き過ぎて永遠に弾き続けていられます。

◯僕の夢はいつかあなたと共演する事なので、来日する時はよろしくお願いします!

…この3つを誠実かつ真摯に伝えるべく 以前から海外とのやり取りでお世話になっていた 日比谷カタンさんの敏腕マネージャーでお馴染み、 翻訳家の野田女史のご協力を仰ぎメールをしたためました。

そして Dweezilさんから貰った返事がこちらです! (私信ですが、本人から許可を得てキャプチャー画像をアップ。)


翻訳アプリを通した結果を見るまでもなく その返事を読んだ瞬間、喜びのあまり人目も憚らず叫びましたよ!

ちなみに翻訳した文面もあげておきます。


10代の自分にこの事を教えたら、きっと卒倒するだろう。 あまりにも、あの頃思い描いた妄想そのままの展開なので 誰かに、思いっきりホッペタをツネッて欲しい気分です。

斯くして… 僕の弾いたZappa動画がZappa家公認(と言っても良いですよね?)に成った。 その顛末でした。

Mr.Dweezil Zappa… I can't thank you enough!

今後とも ザッパのカヴァーもオリジナル...ポリゴンヘッドの曲も さらに邁進して行きますので、応援よろしくお願いします。

:森川 祐護 (PolygonHead / ポリゴンヘッド)


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その他、関連資料 Frank Zappa-"the Black Page#1" (cover)



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